ガナパティ プラールタナー

bolojaisai2011-09-23

gananam tvaでは始まるヴェーダは、ガナパティ プラールタナーというヴェーダで、サイセンターで通常は一番初めに覚えるヴェーダとされています。

私自身も、プッタパルティサイババのアシュラムで初めてヴェーダを意識したのがこのヴェーダでした。朝のナガラサンキールタン(神の讃歌バジャンを歌いながら、サイババの住居を一周する人の行列)に並んでいると、このgananam tvaの大きな声から動き出すのです。
なんとも不思議な響きで毎朝なんとなく聞いていたのを思い出します。まさか、このマントラヴェーダというもので、それを習うようになるとは思いませんでしたが、不思議な縁で習い始めました。


サイババの大学を卒業した青年が日本に来られて、このヴェーダからヴェーダクラスを始めたのが、2004年ごろでした。


はじめの頃はgananam tvaのナの音だけを発音したものでした。日本語にはないナの発音でサンスクリット語には日本語のナのような発音が3つも4つもあるとのことでした。奥のナの呼び方ではじめて発音するナをがんばって発音したものでした。


奥のナがひと段落すると、gananam tvaから次のヴェーダになり、たくさんのヴェーダが次から次へと学習できるようになりました。しかし、このガナパティ プラールタナーは、今になってしっかり唱えようと思うと、他のどのヴェーダよりも難しく、深いような気がするのです。
いくつか気づいたことをここで書いてみようと思います