スタディーサークル サイセンターでのサットサング・勉強会
サイセンターではじめてスタディーサークルに参加したときのことを思い出しました。私はサイババに関する本や、仏教、キリスト教の本などをたくさん読んでいたので、そのようなものに関する知識はある程度もっていたけれど、それらを他人と話しあうという機会はまったくなかったのです。
十代のころから、友人といかに生きるべきかというようなことを語りあう機会は楽しかったけれど、宗教的なことや、神秘的なことを話すことはそれほどなかったのです。
そんなときサイセンターのスタディーサークルに参加したら、ひとつのテーマに関して、参加者が全員で意見を言い合い、経験を話し、サイババはこう言っているなどの聞いたことがない話がたくさん聞かれたのです。
最も印象に残ったことは、先週インドのサイババに会いに行ってきたのだけれど、こんなことがあったというような体験談でした。
当時サイババに会いにいくことができるのは知っていたけれど、本当に行ってきた人の話を聞くことははじめてで、本当にびっくりしたのです。
サットサングという言葉を教えてもらいました。
よき仲間という意味で、霊的な探求を共に進む仲間、もしくはその仲間との関わりのことを意味するそうです。
それまでの人生では、そのようなことを共に探求する仲間と出会うことはそれほどなかったため、本当にうれしく味わうこととなりました。
サイババは2011年4月にお亡くなりになりましたが、サイセンターやスタディーサークル、そしてサットサングは残っています。
昔のことをふと思い出したのでした。
昔は神さまのことや、サイババのことを話すことは、何かふつうではないこととして、よくもわるくも区別して考えることがありました。
だから、それを語り合える関係はとても特別に思ったし、それを語り合えない関係は必要以上に壁を感じてしまうことがありました。
今は、それほど構える心がなくなりました。
みんなおんなじ人間で、幸せを求めていきている、みんな決して変わらない真実をどこかで求めて生きている、そんな感じが自然になりました。
でもやっぱり、サイセンターのスタディーサークルは特別な場であこがれがあるのです。
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