『理性のゆらぎ』 初めてサイババを知った本

bolojaisai2014-12-30

青山 圭秀(あおやま まさひで)氏の著書で、日本でサイババが広く知られるようになったきっかけとして、この本は知られています。私も、2001年ごろにこの本を読み、人生が大きく変わったことを覚えています。

図書館の本をよみあさっていたときに、本棚にこの本を見つけました。
ほかにも本はたくさん借りましたが、この本の背表紙を見た風景だけが頭に残っています。
運命の本との出会いというのは、こんな感じだと思います。

学生時代から真理を求めて生きつつ、科学者になった著者が、霊性と科学、運命と自由意志、日本での普通の毎日とインドでの神秘的な日々を書いた本です。
久しぶりに読み始めたら、一日で読んでしまいました。

サイババとは?
科学と霊性とは?
占星術は本当にあたるのか?
アーユルヴェーダ(生命の科学)とは?
生まれ変わり、過去性は本当にあるの?

たくさんの疑問に答えてくれる本であり、
たくさんの疑問を生み出す本です。

何より、サイババが著者に語った言葉は、この本を読むすべての日本人に向けて語っているのではと、感じてしまうのです。
インタビュールームという個室で、サイババから語られた言葉は、本人以外が誰も知りえなかった内容でした。
いや、むしろ本人ですら知らなかったけれど、後でそうだったことが分かった内容でした。
はるか彼方にいたサイババが、これ以上なく身近に感じました。

理性のゆらぎ (幻冬舎文庫)

理性のゆらぎ (幻冬舎文庫)