ヴェーダと日本
SSOJのHPにヴェーダテキストの発売がアップされていました。
2009年9月28日 ヴィジャヤダシャミー祭発売 New!
ヴェーダ テキスト第二回配本
収録ヴェーダ
・ シヴォーパーサナ マントラーハ Shivopasana Mantrah
・ メーダー スークタム Medha Suktam
・ ナーラーヤナ スークタム Narayana Suktam
・ ニーラー スークタム、Nila Suktam
・ ナ カルマナー Na Karmana
・ ナマカム(第1第2アヌヴァーカ)Namakam 1,2Anuvaka価格:250円(税込)
(全48ページ 見出しインデックス付 ファイル別売)ヴェーダテキスト第一回配本のファイルに、追加で綴じることができる26穴開きのテキストです。
各マントラの大意の日本語訳も掲載されています。
*ヴェーダテキストはサティヤサイ出版協会およびサイセンター/グループのみの発売となります。
今回のテキストには、全体的な日本語訳だけではなくて、ある程度のサンスクリットの単語の意味もわかるようになっていました。
しかし、ヴェーダのサンスクリット語と、現代に学習できるサンスクリットは異なるものだそうです。
大学や参考書で学習できるサンスクリットは後者のもので、ヴェーダのサンスクリットとは区別したほうがよいそうで、本当の意味は頭や知識で理解できるものではなく、聖者がヴェーダを受け継いだのと同じように、神さまから直接感じて体験するものだそうです。
学術的にはヴェーダは紀元前何世紀ごろにアーリヤ人によって編纂されたというような情報があります。
しかし、サイババの御講話では、ヴェーダは人が作ったものではなく、聖者が神さまから直接インスピレーション・天啓によって感じ取り、伝えたものである、ヴェーダの音そのものが神であり、聞くこと(シルティ)によってのみ、学び伝えることができる、とありました。
サンスクリットを学問として学習することは、辞書や参考書も手に入り、興味深いのですが、ヴェーダを学ぶというのは、もう少し違う分野にあるようです。
空海が中国でインドから伝わった経典や儀式を学び、日本に持ち帰ったのは、千年以上前のことです。
その時代から何か続いている流れがあり、現在日本でヴェーダを唱えることができるのは、その流れにつながっているように感じます。