ガーヤトリー マントラの奇跡1 (ガヤトリー マントラ)

bolojaisai2009-05-11

これは、世界中に放送されているラジオサイで放送されたある帰依者のスピーチの要約だそうです。
すばらしい内容なので、ここでご紹介させていただきます。

もし私たちが、聖仙ヴィシュヴァミトラが人類に貢献した最も重要なもの何かと考えとすれば、それはガーヤトリーマントラです。 ガーヤトリーマントラは、聖仙ヴィシュヴァミトラの深い瞑想の中で啓示され、人類への贈物として与えられました。
私は今、聖仙ヴィシュヴァミトラの人生ではなく、ガーヤトリーマントラに焦点をおいてお話したいと思います。


ガーヤトリーマントラは、(聖典リグヴェーダの中で)「ガーヤトリー チャンダサーム マータ」、詩篇の母、と言われています。これは最も強力で意味深い、人類への贈り物です。ガーヤトリーの強力な力の背後にある理由には、ガーヤトリーがすべての創造の力の根源であり、霊的成長を遂げるための力であるという事実があります。これは二つの側面から考えることができます。


一つ目は物質的、世俗的な側面です。ガーヤトリーマントラは、太陽神への祈りとされています。生物学、科学的にも太陽はあらゆるエネルギーの根源とされています。私たちは太陽のお陰で雨が降り、作物を育てることができるのです。ですから、太陽を指すとき、人類にとって必要なあらゆるエネルギーの根源を示します。


二つ目の側面は、霊的な側面からのガーヤトリーマントラの解釈です。このマントラは、母なるサヴィタ女神に捧げています。(サヴィタはすべてのものに内在する、すべてを超越した、すべてのものが生じた源という意味)それは、ブール、ブヴァハ、スヴァハの三界を示します。スワミはこれを、振動、放射、物質化とおっしゃっています。
また他の視点から見ると、その三つは、粗雑な、物質的肉体と精妙体、又は精神体、そして原因体、又は霊体とも見なされます。ガーヤトリーは、母なるサヴィタ、これらすべてのものが生じた源を示しています。この祈りは、母なるサヴィタの光輝を瞑想し(ディーマヒー)、私たちの知性を照らして下さい(ディーヨー ヨー ナッ プラチョーダヤート)と言っています。これは、瞑想でもあり、祈りでもあります。ですから、ガーヤトリーマントラを唱えるとき、私たちはあらゆる力の源である太陽だけでなく、あらゆるものが生じた源、創造主と繋がることができるのです。その側面からガーヤトリーはあらゆる力を生じさせるもの、あらゆる創造の力を与えるもの、あらゆる力の根源であることが分かります。


又ガーヤトリーは強力な守護者です。ガーヤトリーという名前は、“ガーヤンタム タラーヤテー タスマート ガーヤトリー” “Gayanam trayate tasmat gayatri” から発展したもので、これは、「ガーヤトリーマントラを唱えるものは守護される。」という意味です。
私達のマインドにはこのような疑問が浮かぶかもしれません。
「ガーヤトリーマントラは年世紀、何万年前に降りてきたものです。そのような昔のものが、今日までその効力があると、どうしていえるのだろう。」と。


この疑問に答えるために私は、現代に起こった出来事をお話したいと思います。
この出来事は、バガヴァン(サイババ)の御前で話されたことがあるものです。

(つづく)