ヴェーダ テキスト (ガーヤトリーマントラ テキストを含む) とヴェーダクラス 3

はじめは、数名の仲間とサイの学生(サイババの大学の卒業生)と一緒に学習していました。
お経をならったこともなかったので、不思議な時間でした。
1時間くらい、聞いたとおりに唱えるというのをひたすら繰り返していました。
ガナパティ(ゾウの顔をした神さま)のナの音が違うということで、ひたすら1週間くらいナの音を発音することからはじまりました。


バジャン(神さまの名前を歌う讃歌)でガナパティの名前はいつもうたっていましたが、そんな違いがあったとはしりませんでした。
インド人の方で、日本語で「かみさま」を「かめさま」と発音した方がいたというエピソードがありましたが、意味がぜんぜんちがうなあと思うとガナパティのナも同じか・・・と思いました。
ヴェーダのもとになっているサンスクリットには日本語にはない発音がたくさんあることを知り、ひたすら発音することになりました。


今振り返ると、本当に退屈しない、なんて退屈(悪い意味でなく)な時間だっただろうと思います。
つまり、退屈するどころか、楽しく、集中して、ひたすら神さまの名前とヴェーダの言葉を発音し続けたのでした。
それにより、私はサンスクリットだけではなく、日本語と自分自身を深く知ることもできました。
これが、ヴェーダを学んだことによるもっとも素晴らしい果実のひとつとなりました。

ヴェーダテキスト 1

ヴェーダテキスト 1