ガーヤトリー マントラの意味 (ガヤトリー マントラ)
サティヤ サイ出版協会の冊子「ガヤトリー マントラ」から、ガーヤトリー マントラの意味についての部分を引用します。
ガヤトリーマントラはどのように訳されますか?
オーム:パラブラフマン(普遍の絶対的実在)
ブール:ブーローカ(物質の次元)。また、パンチャブータス(五大元素)でつくられている身体を指します。これら五大元素はプラクリティ(自然)を構成しています。
ブワッ:ブーヴァ ローカ(中間の世界)。また、ブワッはプラーナ シャクティ(生命力)のことです。プラーナ シャクティは身体に生命を与えていますが、それを可能としているのはプラジュナーナが存在するためです。ヴェーダが「プラジュナーナム ブラフマ(不変の融合意識はブラフマンである)」と宣言しているのはこのためです。
スワハ:スワルガ ローカ(天国、神々の世界)
タッ(ト):バラマートマ、神またはブラフマン
サヴィトゥル:すべてが生じた源
ワレーンニャム:崇拝すべき
バルゴー:輝き、霊的光輝、英知を授ける光
デーヴァッスヤ:神聖な存在
ディーマヒ:私たちは瞑想する
ディヨー:ブッディ(理性、覚)、知性
ヨー:その、それ
ナッ:私たちの
プラチョーダヤー(ト):啓蒙してください
ガヤトリー マントラは様々に訳すことができますが以下に一例を記します。
オーム、(OM)
物質界(Bhur)、アストラル界(Bhuvah)、天界(Suvah)の存在の源(Savitur)その崇敬されるべき(Narenyam)至高の存在(Devasya)の霊的光輝(Bhargo)を私たちは瞑想します(Dhimahi)。
どうか至高の神性存在(Tat)が、(私たちが至高の真理をつかむために)ノその(Yo)私たちの(Nah)理性(Dhiyo)を啓蒙してくださいますように(Prachodayat)。
または、Dhi Yo Yo Nah Prachordayat=「我が識別力を目覚めさせたまえ、おお神よ、私を導きたまえ」(「Geetha Vahini」p.3)
初めて読んだ方はどのように感じましたか?
私は初めて読んだとき正直、よく分かりませんでした。
では、何年も経って、今は分かるようになったかというとあまり変わっていないように思います。
しかし、毎日このマントラを唱えることは、食事をするのと同じように当たり前になってきました。
そうすると、本当にときどき、その意味が言葉ではなくて、感じられる瞬間があるように思うのです。
そんなとき、もっともっとたくさん唱えたいなあと心から感じるのです。