サイババとの出会い

ババとはじめて出会ったのは、ババが日本のテレビに何度か出たときのことでしょうか。
しかし正直、あまり覚えていません。

しかし、本当のババと出会ったのは今でも忘れられません。
それは、家の近くの図書館でした。

本当のババとは、インドでお会いしたということではなく、ハートから出会うことができた日のことです。

図書館で一冊の本が目にとまりました。
>アガスティアの葉という青山圭秀さんの著書でした。

日本でババをこの本で知った方は限りなくいることと思います。
しかし、印象やリアクションはさまざまなようです。

私は、読み終わった瞬間にこう思いました。


「ああ やっとここまで来ました。神様・・ほんとうにいたんですね」


単純な性格だったのでしょうか。
いや、批判的で生意気な若者だった気がします。
しかし、ハートの底から生きててよかったと思いました。


子供のころの記憶があまりない私ですが、もっとも古い記憶のひとつにこんな情景があります。
小学校低学年のころ、友達の家にあったマンガ「イエス キリスト」がとても印象的で、帰りに星空を見ながらこんなふうにつぶやいた気がするのです。


「なんでぼくは、キリストやブッダのような、すごいかみさまが生きているときに・・一緒に生きていなかったんだろう・・・残念だな・・」


子供のころのその記憶が、実は報われていたことを、後になって感じました。
自分の人生に納得がいきました。
十代後半から生きる目的について悩みつづけていた人生に光が差し込んだような気がしました。